昨日、珍しくお母さんが甘いものを買ってきたようで、冷えた杏仁豆腐をもらいました。
駅前のお店の杏仁豆腐で、一個200円くらいするやつで、私にしてみれば贅沢品に他なりません。
本当は自分が食べるつもりで買ってきたのですが、ちょっと気が変わったようです。
傷んでしまうのももったいないから食べていいよと言われたので、夕飯のあとのデザートにしました。
さすがに高級なだけあって、おいしいなとその味を堪能しました。

そういえば、最近、お母さんがよく甘いものを買ってくるようになりました。
いままであんまり甘いものが好きではないと言っていましたし、お土産とかでもらったものも私達にくれることが多かったです。
でしが、ときどき冷蔵庫の中にケーキがあったり、焼き菓子があったりして、珍しいなと思っていました。
子どもの頃からそういうお母さんだったので、あまり甘いお菓子を買ってこないのに慣れていました。
おやつはフルーツとかが多くて、いったいどういう心変わりなんだろうと思いました。

ちょっと聞いてみたところ、職場にすごくそういうスイーツとかが好きな人がいるようです。
地元のおいしいお店とかだけではなく、物産展とか各地の名店とかも好きだそうで、よくそういうところに旅行に行くんだそうです。
最近よく一緒に出かけたり、どこかのお土産が多いのは、その人の影響らしいです。
それで、ちょくちょく見慣れないお菓子があるのかと、妙に納得してしまいました。

やっぱりおいしいものは好きなのか、お母さんも最近になって甘いものが好きになったみたいです。
もう50を過ぎるお母さんですが、そんなこともあるんだなと思ってしまいました。
ずっといままで知らなかった、お母さんのちょっと意外な側面を見たような気がします。
いままで買ってきても食べないだろうなと思って、おまいものとかはお土産からは外していました。
今度どこかに旅行に行った時なんかは、おいしいお菓子でも買ってきてあげようかなと思いました。