fragrantoliveのブログ

主婦のとりとめもない1日のブログです(^^♪

猫の4兄弟

家から15分ぐらいの仕事場までいつものように歩いて向かっていると、ニャァ…ニャァ…と声がしました。


近づいてみると、まだ目も開かずにへその緒もついた手の平サイズの猫が4匹も捨てられていました。私は小さい時から猫をよく拾っていて、何故かそうゆう猫に出くわしてしまい、親にもまた拾ってきてどうするの?と言われていました。


でもほっといたら死んでしまいます。上空にはカラスが鳴いていました。仕事場に午前中遅れます。と連絡をいれ4匹の猫を抱え自宅に戻りました。4匹の中でも少し大きめの子は良く鳴き、一番小さい子は鳴かず元気もなく急いで哺乳瓶とミルクを買いに行きました。


ミルクを4匹順番にあげるけど、本当に少しずつ少しずつしか飲まず、二時間おきにあげました。二週間ぐらいたって目があきだし、4匹共よく動くようになり、もう大丈夫と安心したのをよく覚えています。


定期的にペットタクシーを利用して検診に連れて行きました。


それから里親探しが始まりました。猫を飼っている友達に聞いたりと大変でしたが、友達の協力もあり、二匹の貰い手はすぐに見つかりました。


拾ってから2ヶ月無事に優しい里親さんに貰われていきました。嬉しい気持ちと寂しい気持ちと半々、いえ寂しい気持ちの方が大きかったです。でも今でも写真を頂いて手の平サイズの子が立派に大きくなった姿を見ると、良かったと思います。


残った二匹の子たちは一匹は拾って3ヶ月後に決まりました。4匹の中で一番小さく一番元気で暴れん坊の子です。離乳食を食べれるようになり、もうこのまま家で二匹飼おうかなと思っていた頃でした。家にも大分慣れてきて、私の声も覚えて声をかけるとニャァニャァと反応するようになり、私も手放すのを迷いました。でも里親の方もとても良い方でペットを立派に育ててくれると考え、手放す決意をしました。


手放す日、いつも寝ていたシーツと離乳食を一緒に渡しました。幸せになるのはとても嬉しいけど泣けました。一緒にいたたった3ヶ月でしたけど、とても濃い3ヶ月です。ミルクを飲み、おしっこをして、目が空いて、ヨチヨチ歩くようになり、離乳食を食べれるようになり、やんちゃになり、短い3ヶ月の間には毎日色んなことがありました。とてもいい思い出です。
残った一匹は今でも家のいて、甘えん坊になり、走り回り、よく眠り、元気に過ごしています。手の平サイズだった猫が今では両手でも余る程大きく成長しています。